日本でアメリカ式のアスレティックトレーニングルームの運営を実現していると聞いて、見学に行ってみた。@仙台大学

こんにちは。ゆうこりんです。

アメリカでは、規模は様々ですが多くの大学にアスレティックトレーニングルーム(以下、ATルーム)が設置され、学生アスリートのメディカルサポートをプロが行う体制が整っています。

日本の学生スポーツはアメリカと違い、そのほとんどが「部活動」という形で運営されているのもあり、単純に「日本でもアメリカみたいに学校内にATルームを作って、アスレティックトレーナーを雇って学生アスリートの医学的サポート体制をもっと充実させればいいじゃん!」というように、アメリカのようなシステムを取り入れることはそう簡単ではないという現状があります。

なんですが、

実は国内にも、ATルームを専用のスペースに設置し、常勤のアスレティックトレーナーを3人も(!)雇い、アメリカのような学生アスリートの医学的サポートシステムの運用に取り組んでいる大学があるんです!

そのうちの一つが、宮城県にある仙台大学です。

先日、仙台大学で働く先輩を訪問し、施設内を見学させていただくことができたので、皆さんにも写真多めにご紹介させていただきます!

仙台大学って?

仙台大学は、体育学部(体育学科、健康福祉学科など6学科)とスポーツ科学研究科修士課程の大学院を有する体育系の大学です(仙台大学公式ウェブサイトより)。

仙台大学ウェブサイト

部活動は、硬式野球部、サッカー部、男子バスケットボール部、女子サッカー部、女子ハンドボール部などいくつかのスポーツが「特別強化指定クラブ」に指定されて運営されています。

体育館の前には大学のバスが何台も停まっていました!遠征に専用のバスで移動、学生時代は憧れましたね〜。

アスレティックトレーニング部について

サッカー部、バスケ部・・・のように、課外活動の一つとして仙台大学には「アスレティックトレーナー部」があります。

部員の学生さんたちを直接指導するのがATルームで働いている、有資格者のAT3人の方というわけですね。仙台大で働くATにはハワイ大学にゆかりのある方が多いそうで、年に2回ハワイ大学での研修も行われているそうです。

よりによって、ハワイ・・・!楽しいでしょうね〜。しかも、アメリカ本土に行くよりも近いので、旅費や時間もセーブできそうです(たぶんですけどね!)。

▲写真:仙台大学公式ウェブサイトより引用

いざ、ATルームに潜入

ATルームは、第四体育館の一角にあります。

入り口にはスパインボードやアイスマシーンがありました。写真は撮り忘れました。

ダンベルやセラバンドはもちろん、有酸素のマシンやケーブルなど、リハビリ・コンディショニング用の設備は一通り揃っているようでした。左奥に見えるのは、上肢用のバイオデックスです。

トリートメントテーブルは4台。ホットパックやステムなどのモダリティも完備されています(※モダリティは、医師の指示のもとに使用する場合もあるそうです)。

ATのオフィスはガラス張りになっていて、中から室内でエクササイズをしている選手の様子も見えます。

ガラスの内側には、現在はプロアスリートとして活躍されている、仙台大学の卒業生の方のサイン入りユニフォームなども飾られていました。そういうの、とても素敵ですね。

また、これは地味にかなりすごいと思うのですが、ATルーム内にリカバリー用のプールが2つあります。温度調節してホットタブにもアイスタブにもできるそうです。

別の部屋にはバイオデックスどーん。こちらは測定用のお部屋という趣でした。

案内してくださった内野さんは、「でも、すごく古いタイプだよ〜」とおっしゃってましたが、学内にこれだけの設備を揃えているのはやっぱりすごいです。経営者の方の、スポーツに対する投資の理念を感じます。

この日は、アスレティックトレーニング部の学生さんたちが情報共有のための報告会をされていました。

この広いスペースの壁側に、スクールカラーのテーピングテーブルが何台かありました。

ATのオフィス

次は、オフィス内をのぞいてみましょう。

週に一度、医師も来られるそうです。このデスクの後ろには診察用ベッドがありました。完璧です。

ちなみになんですが、デスクの上の緑色のビニールバッグは、私たちが内野さんにプレゼントした中村藤吉本店のお茶です。この記事の内容とは全く関係ないんですが、ここのお茶はめちゃくちゃ美味しいので最近周りに配りまくっています。ティーバッグなのでオフィスでも気軽に美味しいお茶が楽しめます。京都のお茶屋さんなんですが、東京ではGINZA SIXに店舗があります。って詳しく紹介しすぎ〜!

本棚もチラ見。(一応撮影の許可は取ってますからね!)

アメリカの大学の授業で使う、タウンページ(この例えがもはや古い)のような、英語のぶとい本もありますね。TOEFLiBTの本もあります。当たり前ですが、皆さん勤勉です。

ATはコーヒーが必需品!?

お尋ねした私たちのために、内野さんはコーヒーを豆から挽いてふるまってくれました。何でも、ヘッドATの鈴木さんが無類のコーヒー好きだとか・・・。鈴木さんは学生さんたちとミーティング中でしたが、その間にちゃっかりコーヒーご馳走になりました。えへ。

 

「ここに就職したら、まずはコーヒーの挽き方を叩き込まれることから始まるんだよ〜」と、内野さん。

まぁ、それは嘘でしょうね。

でもオフィスの中は挽きたて淹れたてのあたたかいコーヒーの香りで満たされていました。内野さんありがとうございます!

美味しいコーヒーをいただきながら、内野さんにお仕事についてインタビューをさせていただいたので、次回の記事でご紹介します。



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ゆうこりん

ゆうこりん

BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある看護師です。 現在は整形外科で病棟看護師として働きながら、スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。休日にスポーツイベントや大会の救護などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。

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BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある看護師です。 現在は整形外科で病棟看護師として働きながら、スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。休日にスポーツイベントや大会の救護などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。