トレーナーが広めたい情報の周知・啓蒙に【インフォグラフィック】を活用しよう

こんにちは。ゆうこりん(@koji_i003)です。

アスレティックトレーニング(AT)やスポーツ医学分野で活動されているみなさんは、普段どのようにしてご自身のクライアントさんや患者さん、選手など一般の方へ「正しい知識」の啓蒙を行なっていますか?

口頭で話したり、スライドを作ったり、勉強会を開いたり・・・

色々な方法があるかと思います。

私がアメリカでAT学生として色々な場所で実習をしてきて「アメリカ人てこういうのうまいよな〜〜」とよく思っていたのが、「わかりやすくてなんかおしゃれな感じの掲示物」の使い方です。

出展:NATA公式サイト

↑こちらは、アメリカでは5月が「メンタルヘルス月間」だそうで、NATA(National Athletic Trainers’ Association=全米アスレティックトレーナーズ協会)のニュースレターで配信されていた新しい【インフォグラフィック】です。

ゆうこりん
「インフォグラフィック(infographic)」とは、情報を視覚化した表現手段、 情報に視覚的表現の要素を盛り込んだ図や表などのことを指します。weblio辞書さんより。あざす!

上の図で言うと、アスリートが「1位を獲らなければいけない!」という重圧に押しつぶされそうになっているのが一目でわかります。

キャッチーな絵の隣に「こういうのはストレスによる症状だよ!」という項目と、「自分でできるストレスの対処法」が掲載され、もし助けが必要な場合の専門家への連絡先もサイレンのイラスト付きで書かれています。

必要な情報がすっきりまとまっていて、かつインパクトも強く、とても印象的ですね。

このように、1枚で情報を伝えるのに非常に役立つ「インフォグラフィック」にまつわる、2つの活用法を紹介します。

  • 学生さんを教えている立場なら、課題に
  • 保健室やジム、アスレティックトレーニングルームの掲示物に

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学生さんにインフォグラフィックを作ってもらう課題

アメリカの学校では、こういうクリエイティビティを全力で発揮しないといけない課題がめちゃくちゃ多いです。

私は大学院でアスレティックトレーニングを学んでいたのですが、大学院生でもおかまいなしにこのような「制作物」の課題がガンガン出されました笑。

薬理学の授業で、薬に関する紹介の動画を作ったり。

下肢の傷害評価の授業で、一つの怪我についてのポスターを作って教室の廊下に掲示したり。

ポジションステイトメントの一つについてまとめたスライドと配布資料を作ったり。

なぜかうちのATプログラムを紹介する動画を作って、授業内でコンテストさせられたり。

心理学の授業でも、カウンセリングの様子のロールプレイ動画を作ったり。

ゆうこりん
忙しい実習の合間をぬって、友達となんぼほどしょうもない動画撮りましたかね。もう思い出したくないです。

アメリカで子育てをしている知人に聞くと、小学校からこういう「何かを作る」課題ってめっちゃ出るそうです。

でもおそらく、だからアメリカ人は掲示物とか資料とかを上手にパパッと作れる人が多いのかなとも思います。クライスメイトがiPadを使って一人で作った動画がセンスよすぎて、「この子何者?ウェブデザイナーの娘?」と何度も思いました(違います)。

まぁそれはだいぶ先入観があるし、もちろん苦手な人だってたくさんいるでしょうが。

それはさておいても、やはり自分が何かを読んだり聞いたりしてノートにまとめて終わるよりも、「この知識を人に伝えよう!」とアウトプットを試みるときのほうが、圧倒的に頭をよく使います。

このメディアもそうですが、どれだけ本当に価値がある情報を書き留めても、誰かにその情報が届き、消費されなければその情報は私の手帳にメモされているのと何ら変わりはありません。

人に伝わるように書く。

情報の見せ方を工夫する。

私は課題で動画やスライドばっかり作ってましたが、伝えたい内容を伝わるように1ページでまとめる。というトレーニングとして、インフォグラフィックの製作はかなりいいテーマではないでしょうか。

保健室やジム、アスレティックトレーニングルームの掲示物に

これほんとそのまますぎてスルーされそうですが、ちょっと待ってください。

私が紹介したいのは、最初に「メンタルヘルス」で例に出したNATAから発表されているインフォグラフィックについてです。

あれは、NATAのサイトから誰でも自由にPDFとしてダウンロードできます。

ダウンロードはこちらから☟

Infographic Handouts | NATA

ACL損傷、足首の捻挫、脳振盪、歯の怪我など、ここに載せた以外にも色々なバージョンがあります。

出展:NATA公式サイト

NATAのサイトには、「これめっちゃ使えるから自由にダウンロードして、あなたのコミュニティの人たちがスポーツ現場でよくあるこれらの疾患や傷害について知れるように活用してね!」という感じで書いてあります。

これらのインフォグラフィックの著作権はNATAにあるのでこのままパクって勝手にデザインを変えたりしたらダメですが、内容はNATA公認の信頼できるコンテンツであり、かつ情報がすでにうまくまとまっているので、これらをベースにしつつ自分の伝えたいコミュニティに合わせて内容を編集し、日本語で改めてインフォグラフィックを作成するのに非常に参考になるリソースだと思います。

もちろん何も変えないのであれば、このまま印刷して掲示するのもオッケーです。

英語が苦手な人はあんまり読んでくれないかもしれないけど、おしゃれ。

ゆうこりん
こんな感じでセンスのいい資料をささっと用意できるようになったら、かなり仕事の幅が広がりますよね。組織としても重宝されるはずです。「デザイン」は「伝える」ためのツール!私もより伝わるメディアを目指して精進します。

 

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ゆうこりん

ゆうこりん

BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある看護師です。 現在は整形外科で病棟看護師として働きながら、スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。休日にスポーツイベントや大会の救護などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。

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BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある看護師です。 現在は整形外科で病棟看護師として働きながら、スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。休日にスポーツイベントや大会の救護などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。