TMG athletics@草津におじゃましました!

こんにちは。ゆうこりん(@koji_i003)です。

先日、関西方面で1泊する用事があったので、WFATTでもご登壇いただいた中山佑介さんが代表を務める「TMG athletics」に訪問させていただきました!

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2019-06-01

TMG athleticsは滋賀県のJR草津駅から徒歩15分ほどのところにあるのですが、事前に中山さんとメッセージのやりとりをしていて、わざわざ車で駅まで迎えに来てくださいました。

ありがとうございます!

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TMG athleticsを訪問しました

▲階段をのぼって3階へ。おじゃましまーす!
ちなみにおしゃれなこの立て看板は、なんと奥様の手作りだそう。素敵!

ゆうこりん
TMG athleticsは、3階建ての建物の3階にあります。

もとは住居として入居できるお部屋だそうですが、下のフロアも学習塾などテナント利用されているようです。

ご覧のとおり入り口も、まるでご自宅にお邪魔させていただくような雰囲気で「初めて来るトレーニングジムを訪問!」という緊張感が少しほぐれました。

TMG athleticsオーナー・中山佑介さん

▲オーナーの中山佑介さん(左)。
おなじみのでぐのぶさん(右)と一緒に訪問しました

ご存知の方も多いかもしれませんが、中山佑介さんは2018年まで5年間、NBA(アメリカの男子プロバスケットボールリーグ)のクリーブランドキャバリアーズで、アシスタントアスレティックトレーナー兼パフォーマンススペシャリスト/サイエンティストとして働いておられたATC(アメリカのアスレティックトレーナー)です。

▲壁にはいくつかのCertificationも。

玄関入ってすぐの廊下には、そんな中山さんのバックグラウンドを物語るサイン入りのユニフォームと写真のパネルが飾られています。

世界最高峰のバスケットボールリーグのチームで働いていた中山さんは、間違いなくトップ・オブ・トップのアスリートの世界を見てきたうちの1人だといえるでしょう。

世界トップレベルのコンディショニングを地域の方々へ

2018年に帰国・開業されて、現在のクライアントさんは必ずしも競技アスリートだけではなく、一般の方も数多くおられるわけですよね。

中山さんがWFATTでエピソードのひとつとしてお話されていたのですが、元NBAのアスレティックトレーナーということで、あるクライアントさんが「私みたいな一般人を指導しても面白くないんじゃないですか?」とおっしゃったことがあると。

ゆうこりん
もちろんそんなことは一切なく、一般の方へのパーソナル指導にはトップチームでの仕事とは全く違った面白さや学びがある、という主旨の返答をされたというお話だったと(言葉のディティールは違うかもしれませんが)私は記憶していますが、確かにご経歴がすごすぎて、その恐縮してしまう気持ち、なんとなくわかります(笑)。

でも一度TMG athleticsを訪れてみるとすぐにわかると思うのですが、中山さんのあたたかいお人柄もあいまって、そんな(勝手な)緊張感が一瞬でやわらぐ、とてもアットホームな雰囲気でした

ご自身のスキルや知識を、特定のチームに所属するアスリートだけに限って提供するのではなく、より多くの人の目標達成のサポートに役立てたいという中山さんの思いが伝わる、どんな人でも当たり前にウェルカムな雰囲気です。

ゆうこりん
おうちのような安心感のある施設を案内していただいていると、小学生のとき、先生の自宅を教室にしている「くもん式」や、書道の教室に通っていたころの気持ちを思い出しました。

TMG athleticsも、来るたびに「ちょっとこないだこんなことがあったんですけど、聞いてくださいよ〜!」ってついいろいろお話したくなるような空間でした。

こだわりのトレーニング施設

▲ハーフラックや様々なトレーニングツールが用意されています。

トレーニングをする部屋には、ハーフラックと可変式のダンベルやケトルベル、その他様々なツールが取り揃えられています。

機材を選んだときのお話や、床材をご自身で貼った話など、直接お会いしたからこそ聞ける色々なエピソードをお話しながら案内してくださいました。

大きなガラス戸の外には広いベランダがあり、室内では天井に当たってしまうようなジャンプ系のトレーニングなどはベランダの屋外スペースでやったりもするそうです。

青空の元でパーソナルトレーニングを受けることは普通なかなかないと思うので、楽しそう(笑)。

▲スケルトンくん(左手前)もトレーニングをやさしく見守ってくれます。

2階もあるんです!

さて、次は上の階に行ってみましょう。

・・・え、上の階??

はい、そうなんです。

TMG athleticsが入っているお部屋は、玄関から入って、LDK+和室や浴室などの1階部分と、おうちの中にふつうにあるような階段をのぼってさらに2階にもお部屋がたくさんあるのです・・・(このお部屋自体が建物の中の3階部分なんですけども)!

ゆうこりん
しかし、中山さんのお話をいろいろお聞きするのに夢中になって、玄関から階段が見える、”おうちみたいで素敵!”と思った景色の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。。

中山さんのご友人の方いわく、「ドラえもんの家みたいな間取り(!?)」だそうです。

2階のいちばん広い、出窓がたくさんあって開放的なお部屋には、3台の有酸素系などのマシンが並んでいます。
(※注 すみませんこれうそでした・・・景色がよかったのでてっきり2階だと思ってましたが、これは1階部分でした。2階の紹介としてここで書いたけど、このときのこのお部屋は、1階でした〜〜〜!!)

▲アメリカで中山さんが勤務していたチームでも使っていたという、
スキーのトレーニングみたいなマシン。

ゆうこりん
3台の〜といいつつ、3台のマシン全部とお部屋全体を写した写真を撮らせていただくのも忘れていました。

私としたことが・・・

▲まるで実家の2階みたいな、上階スペース。

まだ用途が決まっていない空部屋もあるとのことですが、2階のお部屋のうち1つは、中山さんの奥様が子供向けの中国語教室として使われているそうです。

これだけ広くて区切られたスペースがあると、色々と活用の幅が広がりそうでいいですね。

図々しくも、2階部分の非常口の外まで案内してもらってしまいました。

バルコニーのような、屋上のような広いスペース。外の風がとても気持ちいいです。

中山さんも、セッションの合間にここでコーヒーを飲みながら空を見上げて、一息ついたりされているのでしょうか・・・(たぶんされていないと思います笑)。

ゆうこりん
都市部のジムにはなかなかない、こういった”自然な余白のある”空間ってとてもすてきだなと思います。

ゆっくりと時間が流れる、静かな和室も

さらに、TMG athleticsの施設内でとくに私のイチオシ(勝手に笑)なのが、1階のトレーニングスペースのすぐ隣にある、この広々とした和室です。

障子を通してオレンジに染まった日差しがあたたかく、それでいてしんと静まりかえった畳の空間は、ここだけ時間がゆっくりと流れているように感じられました

クライアントさんも時々この和室でストレッチやリカバリーをしたりして、「とてもリラックスできる」と人気なんだそう。

しかし、気を抜いている場合ではありません(!?)。

このほっこり和室の壁にも、アメリカから取り寄せたという最新のリカバリー用デバイスがずらり。

▲「NormaTec」のリカバリーシステム

静粛な和室で、最先端のトリートメントが受けられるのは、TMG athleticsならではではないでしょうか。

ゆうこりん
施設内を案内していただいたあと、こちらの和室で中山さんとしばし座談させていただきました。

本当に落ち着く空間で、時間を忘れるようでした。

中山さんが大切にされていること

▲バスケットコートを彷彿とさせる(!?)壁のデザインもおしゃれ

NBAでお仕事をされていただけあって、お話をうかがっていると言葉の端々から中山さんのバスケットボールへの愛がびしびし伝わってきます。

現在も地域のチームで定期的にバスケをプレーされているそうで、元々はこの滋賀県草津市に縁もゆかりもなく開業された中山さんですが、バスケ好きという共通点で素敵なご縁がどんどんつながっている、というお話もしてくださいました。

中山さんとお話した内容について、記事のトピックスとして取り上げたいことは本当にたくさんあるのですが、全部を文章にすると永遠に記事が完成しないので(笑)このとき「もうすぐこういうサイトを作って公開しようとしているんです」とお話されていたサイトを最後にご紹介させてください。

生涯、運動やスポーツを楽しむために

『TMG athletics × LTAD』という情報発信サイトです。

LTADとは、Long Term Athlete Developmentの略語で、ご自身も二児の父である中山さんが、幼少期・成長期における勝利至上主義のスポーツ・運動環境に対して感じている問題についての打開策となる情報を発信することを目的として運営されています。

参考リンク
TMG athletics × LTAD

スポーツが好きなお子さんを持つ保護者の方や、ユーススポーツに関心がある方は、ぜひブックマークして参照してみてください。

ここで「参照」という表現にさせていただいたのは、こちらのサイトは”個人ブログ”のようなパーソナルな文章ではなく、情報ソースがきっちりと明記された「情報発信サイト」だからです。

部活動や体育を主な軸としてスポーツという文化を育んできた私たち日本人と、海外の人たちが考える「スポーツ」の認識の仕方には、間違いなく大きな違いがあります。

ゆうこりん
そんな海外におけるユーススポーツを取り巻く環境改善への取り組みやリサーチなどの情報を、日本語でまとめてくださっているというのがとても価値が高く、貴重であると私は思います。

中山さんご自身のルーツや周囲の「人」を大切にし、磨いてきたスキルや知識、経験を惜しみなくシェアしてくださる姿勢にとてもポジティブな刺激をいただきました。

またいろんなお話をシェアしていただくなかで、人として一本の軸がスッと通った、強くて優しいお人柄に強大なパワーをいただいた、とても実りある訪問でした。

中山さん、お時間いただきありがとうございました!

▶︎TMG athleticsの公式サイトはこちら
▶︎中山さんのtwitterはこちら
▶︎中山さんの13年間のアメリカ生活のすべてが書かれたnoteマガジンはこちら 

おまけ

▲建物の玄関にある看板。

建物の入り口に掲げてある看板も、木の温かみと手書き風のロゴがおしゃれで、TMG athleticsの持つ安心感を表しているようです。

「では、失礼いたします」っていうよりも、「おじゃましましたー!」という挨拶が似合う、とてもアットホームで居心地のいい素敵な空間でした。

※記事中の写真はすべて、撮影と掲載の許可を事前にいただいています。

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ゆうこりん

BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある整形外科看護師です。 スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。スポーツイベントの救護、スポーツ医学関連団体の広報担当などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。

ABOUTこの記事をかいた人

BOC公認アスレティックトレーナー(ATC)でもある整形外科看護師です。 スポーツ医学やアスレティックトレーニングをテーマに空き時間に気軽に読めるメディアを運営。スポーツイベントの救護、スポーツ医学関連団体の広報担当などの活動も行なっています。 内科・耳鼻科・眼科混合病棟→米大学院→スポーツ整形外科。